EMB

ほどほどインターネッツ

珪藻土バスマットをもらった我が皆に感想を言う場所

 f:id:epicure-em:20170423180710j:plain

はじめに

(本題とは関係のない内容なので飛ばしてOK)

知り合いどうしの間で昔から誕生日などのイベントにちょっとしたプレゼントを贈りあうというお歳暮みたいな風習があって、今回は我の誕生日で珪藻土バスマットをいただきました。ありがたいことです。

最初の頃はウケを狙ったプレゼント(ファービーとか玉がエンドレスで転がり続けるピタゴラスイッチ的なものとか)をしたりなんてこともあったのだが、回を重ねるごとに実用的なものに変わっていったのだ。

この珪藻土バスマットが思いの外よかったので、買おうかどうか迷っている人向けに少し感想を記す。

普通のバスマットと比較して良い点

珪藻土とはなんぞや、どんな構造なのか、などの詳しい解説は割愛しますので、使用した感想だけ記載する。

まあ、でかめのペッツだと思ってよい。int.pez.com

 

「あーなんかそういうのあるよね。」が第一印象。我の中では家庭内アイデア商品のひとつくらいの認識だったし、そういう商品って最初だけありがたがって使うけど、2回使ったらもう飽きるよねっていう印象でした。

しかしこれは違った。

我はさっそくこのマットを試そうと、いつもより早くお風呂から出て記念すべき第一歩を踏みしめてみることにした。

「!」

その瞬間、足の裏から異世界に引きずり込まれるような錯覚。というのは大げさだけど、マットが我の足の裏の皮を吸い付けて離さないのだ。想像していた一歩目は「ヒタッ」だけど、実際には「パシュッ」と、まるで最初から乾いた足で乾いた石を踏みしめたような感覚。そこに水分は一切ない。

おそらくこの珪藻土マットが身長の大きさだったら間違いなく城本クリニック状態だったことだろう。

「これすごいじゃん」

こうして我の記念すべき珪藻土バスマット第一歩は無事終えたのだった。

以下、気がついた点。

気がついた点

ユニットバスには向かない

超吸水という関係上、濡れた足の裏が最初に接する場所にマットを置けないとありがたみが薄れます。したがって、一歩目がおそらく便器の前となるユニットバスなどには向いてません。トイレマットの場所に置いても良いですが、跳ねた小水なんかも容赦なく吸い取っていくので、衛生的なのかそうでないのかよくわからないことになってしまいます。

コールド・ストーン・クリーマリーの気持ちがわかる

珪藻土のかたまり、すなわち石みたいなものなので冬は当然冷たいです。なので、一歩目は珪藻土マット・・・二歩目は布のバスマットと段階を踏まないと足の裏がコールド・ストーン・クリーマリーのようになります。幸い一歩目で足の裏の水分ほぼすべてが奪われているため、布のバスマットには乾いた状態で乗ることができます。マットを2枚敷くという、ミニマリストにグーで殴られるようなことをしていますが、ぼくは実際そうしています。

割れる

土のかたまりなので当然割れます。割れるといっても、ビー玉などを下に敷いて上に乗るみたいなことをしない限りは大丈夫そうです。ボクはまだ割り未経験ですので、経験者の方いたら教えてください。(高音の声を当て続けたら割れた、など)

だいたいのものが白い

たぶん、おしゃれではないと思います。我が使っているものは白ですし、売ってる大抵のものも白です。大きさは家庭用の体重計くらいの大きさでしょうか。マットとしては小さいですが、ルンバ君には乗り越えられない厚みがあります。バスマットなんてものはある程度の期間使用したら買い換える消耗品だけに、IKEAニトリに行ったときのおしゃれバスマット衝動買いする楽しみを奪うかもしれません。

水が消えてなくなってるわけではない

おそらく皆さん理解していると思いますが、珪藻土が圧倒的な吸水力をもって水を吸っているのであって、即座に蒸発しているわけではありません。夜更かしする人にはおなじみの、シャムワウみたいな感じです。大量の水をかけると当然限界がきてヒタヒタになります。その後、時間をかけて少しづず蒸発していきます。わざと水をかけない限りは大丈夫だと思いますが。

まとめ

 これまでバスマット類だけで洗濯機を回していたのですが、コレに替えてからはその手間が減りました。ちょっとしたことですが、よい変化だと思います。あと、水を吸った後に数秒間マットが茶色になって、「そういえば土だった!」と感じることがありますが足が汚れているわけではありません。

夏の風呂上がりや、ずぶ濡れで帰ってきた子どもの第一歩などにはとてもよさそうですが、そういえば汚れたらどうやって洗うんだろう。削るのだろうか。