入院生活も視点によっては違って見えてくるお話(ただし重病人は除く)
はじめに
実は先日まで某東京の某サブカル地区の病院に入院していた我なのでありますが、初めての入院生活を経て感じたことを記してみた。
ちなみに膝の骨をあーしたりこーしたりする手術を受けた者です。
やはり大半が老人
おそらくこの時代、日本全国どこの病院でも同様だと思いますが、入院している人たちが老人ばかりです。中にはキングコングの梶原じゃない方みたいな若いやつもいましたが、だいたいがシワシワです。
整形外科は元気
ケガの場合は整形外科の病棟に収納されるのですが、頭の方はわりかし元気なため皆さん暇を持て余しています。そのため、ベッド数の多い病室では色々なことが起きます。話変わりますが、「病室」ってなんとなくネガティブな言い方ですね。ヒーリングルーム的な言い方はできないのでしょうか。
とはいっても年相応
我のヒーリングルームの場合、我以外の5人衆はすべて老人でした。ちょうどコの字型に囲まれた状態です。なのでサラウンド的にいろいろ聞こえてきます。
・看護師氏に当たり散らす御仁
聞いてると痛くてつらそうなのはわかりますが、やたらと当たり散らします。夜中大声で。まあしょうがないんですけどね。
・テレビをみながらくぐもった笑いを漏らす御仁
当然イヤホンでテレビを見ているので、我々からすると病院で定期的にデュフフ・・デュフフ・・という音を発する人にしか見えません。
・見舞いの婆さんが忍者
爺さんの見舞いには婆さんが来るわけですが、訪れた婆さんが開口一番「今日は暑いでござるな。」と一言。ほう、くのいちもその語尾なのであるな。
・日本兵みたいな話し方の御仁
そんな忍者の声にかぶせるように、ナースコールを押して「談話室で電話をしたいと思っております!」軍隊式ナースコールの使い手です。(連れて行ってくれの意)
・談話室で嫁と言い争い
談話室にて、テレビを見るためのカード(1000円/800分)を買う買わないでもめる嫁姑。姑の主張「話す相手がいなくてのどがカラカラ(意味不明)。それくらい買ってくれ。」嫁の主張「テレビを付けたまま寝てしまうから金の無駄。」
うーん。1000円あげるから皆が見てるテレビの横からどいてください。
このように、聞き方によってはご長寿早押しクイズのような世界がそこには存在します。
看護師氏が美形
そんな御仁たちを世話する孫のような存在に見える看護師氏たちですが、我々の病棟を担当した看護師氏はすべて美形でした。そういえば外来の看護師氏たちもすべて美形だったし、年を経た看護師氏もまんべんなく美形でした。
いろいろな病院を見てきたわけではないですが、この美形率はなんだろう。看護学校の時点ですでにそうなっているのか興味が湧くところです。
まとめ
入院中点滴をするのですが、チューブにしばしば気泡が入って血管に吸い込まれていきます。我の記憶が確かなら、猫草が放った空気の弾は血管に入ると心臓に届くまでにキラークイーンで爆破しないと死ぬはずなのです。しかし調べてみるとチューブ2mくらい空気が入ってたり動脈じゃない限り死ぬことはないそうなので安心しました。
みなさんも安心してください。まあブログを書く暇はたくさんあります。