EMB

ほどほどインターネッツ

「湯シャン」を続けて2年が経った結果

f:id:epicure-em:20170823162831j:plain

※普段より少し熱めのお湯で洗うのが良いです。

 

湯シャンとの出会い

そもそも中年に差し掛かった男性というものは、多かれ少なかれ頭髪のことを気にするわけで、我もそのうちの一人です。

ただし20代の頃と比べると若干お辞めになった頭髪氏は増えたものの、我が社の頭髪氏はまだ相当数が在職中です。しかしそれでも離職された頭髪氏が増えてきたことは事実ですので、このまま手をこまねいている訳にはいきません。

そこで我も、有名な抜け毛予防スプレー『成功』や懇意のスタイリスト氏から進められた英語の書かれた茶色いビンなどいろいろな方法を試してみました。しかしそのどれもが効果があるかないかの判断を刷る前に飽きてやめてしまうのです。人間、今起こってないことに関する対策はなかなか長続きしません。

そんな時に我が出会ったのが「湯シャン」です。

これは、風呂上がりにスプレーするだの、頭皮をパンパン叩くなどの普段の生活にプラスするのではなく、普段している洗髪という行為がそのまま抜け毛予防に繋がるというもの。

効果には個人差があるというお決まりの台詞は付くものの、試してみなければ我がその個人かどうかはわからないということで実際にやってみることにしました。

 

【医師が教える】話題の湯シャンって効果あるの? 正しい方法と注意すべきポイント | AGAタイムス

我のやり方

湯シャンを実践する上で一番大切なことは、お湯の温度や洗い方ではなく「毎日洗う」ことです。我は毎日やらないと逆に抜け毛が増えたという体験をしたことがあります。逆効果です。

髪を洗うことに関しては、人それぞれ家のやり方があるもので、2日に1回の人や1週間に1回の人もいます。そのような方に湯シャンは向いてません。

・湯は熱め

人間の皮脂は、人間の体温を超えると溶けるようにできている・・と、テレビの偉い人が言っていました。したがって、普段より少し熱いなと思うくらいがよいと思います。火傷するくらいの温度でやると火傷しますので自分で加減してください。

・シャンプーのときより長めに洗う

シャンプーの油分解要素に頼らず、湯の温度と己の指の圧力だけが頼りとなりますのでいつもより少し念入りに洗います。洗いますというか最初から最後までずっとすすぎです。

導入から安定するまでとその効果

導入直後はすぐにシャンプーが廃止されるわけですから、翌日は頭皮に少しのかゆみが発生しました。しかしそこで「効果ないや」と諦めてはいけません。このかゆみは2~3日もしないうちに収まりますんで。我の場合。

・他人に臭わないか

おそらくここが重要なポイントだと思います。はっきり言いますが、「毎日ちゃんと洗っていれば臭いません。」臭うという方は毎日ちゃんと頭皮全体に指が回っていないか、お湯の温度が低いかです。

10年来の友人スタイリスト氏に頭皮に鼻をつけてにおいチェックをしてもらいましたが、「人間のにおいがする」とのことでした。我はOKと捉えています。

まれにサラッサラの髪をしたおじさんの髪から女子用シャンプーの素敵な香りがフワッてきてイラッとすることがありますので、それと比べれば良いと判断しました。

・抜け毛は減るのか

これですが、我は抜け毛が減っているような気がしています。ただし、シャンプーを続けている世界線の我と比較することができないため、明確に効果があると言えないのが釈然としないところです。

ただし、髪質が固くなります。これは事実です。ですので猫っ毛の人が実践すると髪が太くなったことを実感できることでしょう。

まとめ

あれから2年が経ちましたが、我はまだ湯シャンを続けていますし、やめるつもりはありません。家計簿からシャンプー代の項目が消えたこと以外に特に毛量に変化はないように思えますので引き続き観察したいと思います。

爪が長くて指の腹で洗えない方は、頭皮用マッサージブラシを使うのもいいかもしれません。

ちなみに我のパツキン弟は東南アジアから怪しげな薬を輸入してきて生え際の産毛がモッサモサになっていました。ちょっとチェックしてみようか・・・。